2021.03.07
全くのゼロから、当教室でレッスンをはじめて、
あと2カ月で6年になろうとしている、
成人の生徒さんが、現在手掛けている、この曲。
今までにも、
何人かの生徒さんが挑戦してきました。
その度に、
ここ15年間ぐらい私が使っている楽譜を、
一緒に弾いてきましたが、
今回この生徒さんも、
はじめはこの楽譜で弾き始めたのものの、
別の楽譜も見たいとのことで、その楽譜をひろげていました。
「えーっ、ちょっとちょっと、違う音が聴こえますけど」と、私。
♯をお忘れになっているようで・・・・・、
まあレッスンではよくあること・・・、で終わるかと思いきや、
なんと生徒さんがご覧の楽譜には、♯がないことが判明!!
そこで、レッスン室内にあるはずの、もうひとつの楽譜を、
ひっぱり出して(ずーっと見つからなかったのですが、
何故かこのとき、すーっと出現)みますと、
なんと♯がない!!(しかも ♮ が付いている)
これでは、指導者の面目はまるつぶれ。その日はがっくりのレッスン終了。
大好きなピアニストさんの、十八番の曲ですので、
早速You Tube を最高レベルの集中度で、視聴。
今までそこまで意識して聴いていなかったこともバレますが、
今回は分かりそう。どうも♯はつけていらっしゃらないようで、
♯付きの楽譜は、紛いものなのかと思ってしまいました。
先日の素晴らしい先生のドビュッシーの公開レッスンでも、
原典版を必ず見るようにとの、お言葉を伺ったばかりです。
翌日、丁度楽器店さん(楽譜揃え一番店)へ出向く時間があり、
かなり久しぶりの楽譜棚検索。
そこで見た3種の楽譜のうち、2種は♯付、
もう1種は、♯に【】が付けられていることを発見。
この曲の自筆譜は失われているということも分かりました。
結局、悩ましい箇所と言わざるを得ないのでしょうか?
よく知られていたのかもしれませんが、不勉強でした。
別の楽譜を所望された生徒さんに、本当に感謝です。
そうでないと、きっとこのまま、
♯の音だけを持って、最後まで生きていたでしょう。
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