2018.03.24
数日前に、お家にピアノが来たMちゃん。
今春小学2年生になります。
ピアノを始めてまだそんなに経っていませんが、発表会に参加するため一生懸命に練習しています。
昨日は、レッスン後にお母さまが「音が大きく出るようになって、やっぱりピアノで練習すると全然違うんですねー!」と仰いました。
そう。違うんです。
数日でタッチに変化が出て、音も違ってくる…そうなると、レッスンの内容もそれに準じて変化する部分があります。
良い音で弾くには…指の具合であったり、それに伴ってタッチであったり、身体の使い方であったり、ニュアンスであったり…曲調はどうですか?どんな気持ちで弾きましょうか?その気持ちを乗せるためには、じゃあ、どんなタッチでどんな風に音をならしましょうか、、、もう、無限に広がります♪♪♪
ただ弾くだけじゃない「その部分」が大切なのです。
色々な事情で、ピアノを置くことが難しいお家もあります。また、電子ピアノできちんと練習して、上手に弾けるお子さんもいらっしゃいます。
しかしながら、環境が整えられるのであれば、ピアノで練習できると良いですね。
Mちゃんのように、数日で変化が出てくる…そう考えると、じゃあ、1ヶ月後は?半年後は?1年後は?3年後は?、、、と想像すると…
………ですよね (o^^o)ウフフ
私は「楽しんで」ピアノを弾けるようになってもらいたいと思っています♪
ただ楽譜を読んで弾くだけであれば、独学でも十分できます。今は色々な優れた本が出版されていますしね(^^)
じゃあ、それだけではない「何」をレッスンするのか。どうしてピアノが「脳に良い」とか「心を育てる」などと言われるのか。
それは、ここで一言で言い表わせるようなものではありませんが、強いて言えば「音は目に見えないもの」だから…かな、と思っています(^^)
「ピアノの音色」と言うように、音にはいろんな音の色があります。皆さんが、素晴らしいピアノの音を楽しみながら演奏することができるよう、レッスンを一歩一歩進めていけたらと思っています(^^)