2013.09.24
先日、発表会が終わりました。
たくさんの先生が集まる発表会なので、毎回、いろんな生徒さんが出ていらっしゃいます。
同じ教室内の、いつも決まったメンバーだけではなく、いろんな人の演奏が聴けるのはとても良いことだと思います。
で、今回思ったこと。
普段からピアノを教えていて思うのは、どうしても教える先生のカラーが出てしまうというのはありますよね。
それは、ある意味仕方のないことだとも思うのですが、それにしても、この子とこの子は同じ先生だなって、あまりにもハッキリ分かることがあり、それはどうかと疑問に思います。
一人の先生が教えることって、それはもちろん、音の出し方、脱力の仕方、などなど、どの子にも同じように教えるでしょう。
それでも、一人一人の個性があるべきだし、その個性までつぶしたらいけない。
例えば、同じ曲を違う生徒が弾いたとしても、一人一人個性があって、全く同じ演奏にはならないはずです。
教えることは同じであっても、それをどう生徒に弾かせるか、表現させるか、それは自由であって良いと思うし、臨機応変に教えられる先生でありたいと思います。
コンクールなどでもそうですよね。
なんだか型どおりの演奏っていうのもあるし。
もっと子供は子供らしく、その子らしい演奏をしてほしいなと思います。
コンクールともなれば、そればかりではダメなところもあるかもしれないけれど。
今回、生徒たち、皆よくがんばってくれました。
真面目に取り組み、丁寧に演奏してくれて嬉しかったです。
私の演奏だけが、ボロボロでしたけど・・・!