2013.08.14
昨日は、大人の方の体験レッスンでした。
まだお若い!20代の方でした。
今まで、一度もピアノを習ったことはないらしく、音符を読むのも初めて、ピアノを弾くのも初めてと、初めてずくしで、ちょっとしたことに感動してくださるので、なんだかこちらも嬉しかったです。
昨日は、簡単に譜読みの説明をした後、カワイ出版の「こどものピアノアルバム上巻」の『おけいこ』で、ドレミファソを弾いてもらいました。
右手も左手も・・・、そして両手も!
今、小さなお子さんには、真ん中のドから始まって、最初からト音記号もヘ音記号も出てくる教則本を使っていますが、この「ピアノアルバム」のように、高いドから覚えていくというのも、悪くはないかなと思いました。
最初が右手ばかりというなら困るけど、そうではなく、ヘ音記号が後からというだけで左手も同時に練習するわけだし。
そして、この「ピアノアルバム」、私は昔からお気に入りです。
上巻の始めから、ポリフォニー的な要素があり、下巻にはいろんな時代の曲が入っているし。私は、ブルグミュラーの前段階として、下巻はなるべく使わせるようにしています。
上巻も、今は楽譜が多くて目移りしていたけれど、昨日、久しぶりに使ってみて、やっぱりいいなと再認識しました。
その方は9月から来られることになり、大人のテキストもありますが、子供用のこんなテキストも、見やすいしわかりやすくてよいかな~と思いました。
今月の「月刊ピアノ」の中から、ポップスもちょっと弾いてみたら(ガリレオの主題歌など)、「わ~鳥肌立った~」って、おっしゃっていました。
それから、ピアノを弾く時は爪を切らなきゃいけないこと、ネイルも、出来る限りしてほしくないことを伝えました。
すると、「大丈夫です!」と朗らかに答えられました。
実はその方、美容師さんで、職業柄、爪は伸ばせないんですね。
もちろんネイルも・・・。
良かった~~!
爪のおしゃれに命を懸けてるような方は、やはりレッスンをお断りするしかないですよね?
と、ふと今後のことを考えてしまいました。
レッスンの時だけ素の状態にしていただければ良いかもしれないけど、でも普段の練習も出来ないですしね・・・。
「何か習い事を、と思っていたけれど、いやぁ~~私がピアノを習うなんて~~!」と、興奮冷めやらぬ感じで帰って行かれました。
レッスン開始が楽しみです♪