2013.02.23
「譜読みが出来る」とは、二通りあると思うんです。
一つは、単純に音符を読むこと。
これは、ピアノを弾く上で、とても大事なことです。
私は、線と間から始まって、必ず自分で音符が読めるように指導します。
生徒さんによって、覚えの早い遅いはありますが、苦手な子でも、工夫してやっていけば必ず読めるようになります。
それをやらずに進んでしまうと、最初のうちは弾けても、だんだん難しくなって自分で読めなくなり、必ずつまずく時が来ます。
少なくとも、私の所へ来た生徒さんはそうでした。
「この子、弾ける~!」と思っていても、ある時突然、弾けなくなって、前へ進めなくなるんです。
もう一つは、音符だけではなく、楽譜に書かれている全ての事を丁寧に読み取って、どう弾けばよいか自分で考えることですね。
ただ音符だけ読んで弾けたとしても、何か未熟な、味気ない演奏になってしまうと思います。
さらに、その曲を作った作曲家のことや、いつの時代のどんな時に作ったものかなど勉強していくと、楽譜に書かれていないことも、読み取れるようになってくるかもしれませんね!
何事にも興味を持って、楽しく勉強できるといいですね!