2014.10.05
当音楽教室(熊猫音楽舎)では
ピアノ指導とチェンバロのミニコンサートの2つの活動をさせていただいております。
で、そのコンサートの第4回目。
今回は11月開催と言うことで
『万霊節に寄せて~メメント・モリ』のテーマでプログラムを組んでみました。
『万霊節』日本人には馴染みの薄い言葉ですが、これは西欧の宗教行事で
「死者を思う日」、つまり日本のお盆のような、親しい方方への墓参をする日だそうです。
11月2日にあたります。
歌曲のお好きな方でしたら、
リヒャルト・シュトラウスの同名曲
『Allerseelen』
を思い起こすかも知れませんね。
こちらは万霊節の日、5月に出会いそして死んだ恋人に呼びかける、
大変美しく
も切ない歌。香り高い金木犀・今年最後のアスター、と詩のあちこちに花の香り
が漂います。
と、ロマンチックな曲もある万霊節ですが、今回はすみません。
甘い曲の全然ない、正真正銘
「メメント・モリ(死を想え)」の曲ばかりになってしまいました。
「もう私の青春は過ぎ去った」と落ち込んでいる曲とか、お世話になったパトロ
ンの死をくどくどと嘆いている曲とか、病気がちの身をおして最後の仕事を苦労
しながらしている曲とか、、、。
日常生活ですでに苦労しているのに、何で音楽会に行ってまでそんな暗い曲を、
と首を捻られそうですね。
でも、これは西欧で古くから培われてきた
「死を想うことによって、今の生を想う」という教えなんですね。
正直、若輩者の私がこのような大きなテーマで演奏しても良いものか、と躊躇するところもあります。
しかし、偉大な作曲家の仕事を辿り、音楽の強い力を通すことで、
皆さまと「メメント・モリ」にふれる一時を過ごすことが出来ればと願っており
ます。
よろしければ、秋の一日、
熊猫音楽舎のティータイムコンサートにお越し下さいませ。
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【熊猫音楽舎のティータイムコンサート vol.4】
~メメント・モリ 万霊節に寄せて~
J.P.スウェーリンク 我が青春は終わりぬ
J.J.フロベルガー 哀歌
F.クープラン オルドル 第26番 病み上がり
他日時:2014年11月9日(日)14時開演(1時半開場)
場所:熊猫音楽舎(大阪市都島区高倉町)
料金:500円(茶菓つき)
連絡先:pandaron@miyakoji.ma
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限定10席につきご予約をお願いいたします