2014.08.18
(ぱんだろん先生の休日、塩竈編から続き)
塩竈駅前、老舗ホテルの朝は窓から聞こえる電車の音に、夜行列車で旅をしているような懐かしい気持ちで目が覚めました。
今日はここから松島へと向かいます。
塩竈の波止場を離れる遊覧船「芭蕉号」にぴったりと付き従う数羽のウミネコ。
かなりの至近距離、ウミネコ大きい、、目が合う、、、
エビセン クレ そう、ここの遊覧船はウミネコの餌付けで人気だったのが、ウミネコの増えすぎで松が枯れてきたとかで、この4月から餌付け禁止になったそうです。
う~ん。餌付けして増やしといて、増えたら禁止して飢えさせるとは、人間、身勝手がすぎやしませんか。
ゴメンよ、ウミネコ
そうこうするうちに船は松島へ。
そこはもう絵に描いたような日本の観光地。
軒を連ねる土産物屋に飲食店、イカ焼きの匂い、溢れる人と車、
それらを避けて、まずは伊達家の菩提寺があると言う奥まった通りへ。始めに入ったのが円通院。
こちらは伊達政宗の孫君、光宗の霊を祀った見事な厨子とお庭で有名とか。
歩を進めると、前方に何やら人だかり、先導するのは慶長の遣欧使節団・支倉常長、、、のコスプレをしたボランティアガイドさん。
実はわたくし、ガイドツアーが苦手で、名所旧跡は自分のペースで興味の赴くままに逍遙するのが好きなのですが、今回はガイドさんの名調子とお人柄に引き寄せられ付いて歩くことに。
と、これが素晴らしかった。
伊達光宗氏(正宗の孫、齢19にして江戸城で不明の死)、慶長の遣欧使節団の歴史、現代にまでその輝きを保った見事な厨子、アクオスの映像にも使われたという心字の池、などなど、聞くものを飽きさせない見事な解説。
そして最後にお話しくださったこと。
「もし、お車で来られていて(松島〜石巻間、電車は未だ不通)、お時間があれば、是非この先の石巻方面にまで足を伸ばしていただきたい。
石巻は今回の震災で、もっとも被害の大きかったところ、もっとも沢山人の亡くなったところです。遠慮すること無いですよ。
なんでか。
御自分の目で地震、津波の怖さを見て欲しい。
その怖さをしっていれば、次、あなたの街に地震が来たときに真っ先に逃げられますから。
そして、今日はお盆。ここはお寺です。
是非、震災で亡くなられた方、未だ帰らぬ方方のために
是非お線香を手向けて帰っていただきたい。」
松島まで足を伸ばして、ほんとうに良かったです。