2013.11.09
この記事は『リハーサルに臨もう(その1)』の続きです
2) 会場の響き、楽器の響きの確認
会場で弾いた時、練習室とは全く違う聞こえ方がしてたじろいた事はありませんか?特に
大きいホールなどでは音が遠く、小さく感じて不安になったりしませんか?
練習時と同じ楽器を使ってさえ、ホールによって聞こえ方がかわるのに、ピアノ弾きは楽器自体が変わるわけですから、これに慣れるのは結構大変です。
しかも、
お客様が入ることで、さらにホールの響きは変わってしまいます。 普通は、人間が入ると響かなくなるんですね。人間が音を吸収しちゃう!
とにかく、
刻々と変わる響きに、早く慣れて怖がらずに演奏することが大事にな
ります。対処法?
う~ん、あらかじめ
「普段とは違う響きがするもの」と覚悟して、よく聞くこと
でしょうか?その為には、人の演奏にもよく耳をすましておくことが大事だと思
います。
3)リハーサル時に気に掛かったところは、必ず解決してからステージに
あらゆる事を想定した、本番さながらのリハーサルを終えて、完璧な仕上がりと思えれば自信をもって舞台に臨めばよいのでしょうが、でも大概は幾つか気掛かりな箇所が出てくるものです。
もし、そういった箇所が見つかったら、たとえそれが、
ほんの針先ほどの小さな問題であっても、たとえ今までは完璧だった箇所であっても、もう一度楽譜を見直してから(普通はもう楽器には触れないので)ステージにあがることをお勧めします。
そう。どういう訳だか、練習の始めにはつっかえなかった(
と本人は思ってい
る)箇所 が、本番が近づくにつれ、つっかえるようになったりするんですよね。 で、前は弾けてた箇所だから大丈夫、などと思って見直さずに舞台にでると、 やっぱり失敗してしまう。
前は弾けてた、と言うのは本番では通用しないと肝に銘じて最後の確認をおろそかにしないことです。
と、まあ、本番のリハーサルについて、私の体験した恐ろしげなことを沢山書きました。
でも、最後の最後は、
ここまでやったら大丈夫!と腹をくくって、そしてなによ
り、
音楽を楽しむ、この気持ちを強くもって、いざステージへ!勇気をもって踏み出していただきたいと思います。
そう、舞台には魔も棲んでいますが、同時に音楽の神様もいるんですよ!