2026.05.03
ピアノの上に絵本を飾っています。どの本を置くかは季節やその時の気持ちで。
憲法記念日の今日はこの絵本を置いてみました。「青い樹」。イラン人作家によるフランス語の絵本です。
その街の人々は青い樹と共に暮らしていました。青い樹は生活の隅々に行き渡り、人々は樹と共に穏やかに暮らしていました。
ある日、その街に王様がやって来るんですね。行く手を阻む樹に怒りを募らせた王は、その樹を切り倒せと命じる。人々の抵抗にも関わらず樹は切り倒され、代わりに広場には王の銅像が建てられる。
歳月がたち、切り倒された樹の切株から再び芽が萌たち、人びとの暮らしは素晴らしい森に覆われていきましたとさ。
というお話。
この樹、まるで憲法のようです。いま戦火にさらされているイラン人の作家による作品というのも、ハッとさせられます。