2023.04.04
弥生三月最終週、今年の発表会が終わりました。
参加者は総勢8名。小学校入学を控えた発表会デビュッタントから熟年のマダムまで、皆それぞれに心のこもった誠実な演奏を繰り広げてくれたと思っております。
プログラムは3部構成で。
1部 「ものがたり と おどり」
そのタイトルの通り、物語性のある曲とワルツが2曲。
中でも「三つの音の物語」と名付けられた曲では、生徒さんと一緒に考えた物語を披露してもらいました。
2部は「うたは魔法」
これは当教室の特徴かもしれません。レッスンでは積極的に歌をうたってもらっています。というのも、歌こそが音楽の、器楽も含めて音楽の基本ですから。
そして歌は気持ちを開放してくれるんですね。まさに「うたは魔法」なんですよ!
そして3部は「ドイツの巨匠たちと」と題して、
バッハ、シュッツ、そしてウィーン古典派の大作曲の作品に取り組んでいただきました。ここでは、お姉さん、お兄さんたちの力演が並びました。
最後は少しばかりお茶とお菓子をつまみながら交流を。
生徒さん同士は一年に一度会うか会わないかなのですが、それでも音楽を学ぶもの同士、特に一つの音楽会を作り上げた後では世代を超えて会話がはずみます。
発表会の最後に少しお話させていただいたのですが、
楽器を学ぶ日々は、決して華やかな時間ではありません。
何より根気と努力、そして時間がかかります。
(どれも現代社会では歓迎されないものばかり)
それだけに、一年に一回、お客さんの前に立って、精一杯の演奏をし、拍手を頂く。これに勝る喜びはないわけです。
暖かい拍手が沸き起こった素敵な時間でした。
さて、教室はこれから新年度を迎え、新しい仲間の募集期間となります。
新しい出会いをお待ちしております♫