2020.12.28
2020年、熊猫音楽舎のピアノ教室も昨日を持って仕事納めとなりました。
コロナに始まってコロナで終わったような一年。次々に飛び込んでくる情報に窒息し、ジェットコースターのごとく上下する感染者数に翻弄され、あわあわと腰の落ち着かないうちの迎えた大晦日。
残ったものといえば、、、
手作りのマスクの数々、そのついでに作った熊さん(ぬいぐるみ)の服。
料理のスキルを上げるべく張り込んで買ったぬか漬けの箱と南部鉄器の鉄板。
不安と怒りのままに買い込んだ大量の本。
そして、ま白に輝く玄関の壁(初めてのペンキ塗り)、
初めてのZoomに、初めてのYoutube。
この隙にレパートリーを広げようと取り組んだチェンバロの現代曲。
おお、こう書くとなんだか充実した一年だったではないですか!!
でも一番嬉しかったのは、子供たち一人一人の眼差しがこの一年でしっかりしたものになったこと。
ストレスの多い毎日だったと思います。
大人の不甲斐なさを嫌というほど目にしたでしょう。
知りうる限りの情報を伝え、何ができるか、何ができないか、模索しながらのレッスンでした。でも、そのレッスンがどれほど私の生活に息吹と喜びをもたらしてくれたか。
感謝と、春への希望を込めて
一年間 有難うございました。