2019.07.15
昨日はご近所の音楽教室Liaisonさんのご提案ご協力を得て「熊猫音楽舎の音楽会 Les enfants」を開催しました。
ピアノの生徒さん達にチェンバロを間近で見、その音色を体験していただこうという会です。小学校の一年生から、中学生まで総勢11名。
すっきりとは晴れ上がらない梅雨空の中を、それでも遠足気分でやってきた元気な子供たち。
チェンバロの音色が初体験という生徒さん達も参加しているこの会
緊張の中で、馴染みのない音楽を長々と聞いて〜、(疲れた〜)という風にはしたくないなと思い、事前に色々と仕込み(絵とか写真とかクイズとか)
目の前の子供たちにガンガン質問を振りまくっていると、、、
さすがは大阪の子供達。
すぐに慣れて、そのうち鋭いツッコミが(ひー💦)。
そうこうするうちに時間を忘れて、結局、予定時間オーバー。
ひー、私の見込みの悪さが原因です、ごめんさない、ごめなさい💦
何はともあれ、無事終了でホッと一息。
面白かったのがバロックの語源を尋ねたクイズ。
三択で 1、新しい真珠 2、歪んだ真珠 3、人魚の真珠 としたのですが、
正解は2番の「歪んだ真珠」!と発表したところでどよめきが。
考えてみれば「美しい音楽」と「歪んだ」という形容詞とは結び付きにくいですよね。
「整ったものだけが美じゃないんですよ、
凸凹のもの、感情過多なもの、
少し歪みがあって、でも、そのいびつさこそがまた魅力になったりもするんですよ。」
と言ったような説明をしながら
何かと枠に嵌められがちな日本社会の中で、この子たちが自由に感情を表現できるようにしてあげたいなぁーとか、
そうそうバロックの本質はそこよね。
私も自由にのびのび(いや、これ以上羽を伸ばしてどうする💦)生きるぞ〜、と思ったのでした。
そして、新たな抱負も生まれました。
次回は聞くだけでなく、楽器に触ってみる会も開催したいものです。
追伸:
今会の開催に全面的に関わって頂いたLiaisonさんに、改めて感謝を申し上げます。ありがとうございました。