2018.10.07
窓から金木犀の香り、外では小鳥がにぎやかに囀っています。
朝晩には上着が欲しいと思う季節になってきました。
若い間は故障知らずの身体でしたが、私も何かの折に痛みを感じるようになってきました。
鍵盤弾きだけに、肩腕指の異変には敏感になります。
ジムに通うとか、整体に通うとか、改善のための選択肢は幾つかありますが
ちょっとした痛みは、出来れば自宅で自力で治したいもの。
そんな時は鏡の前に立って自分の身体をチェックします。
肩こりの時に効果があったのは左右のバランスを整えること。
人間の腕は一本で3キロぐらいあるそうです。二本で6キロ。結構な重さです。
楽器に向かう前に、腕が左右にバランスよく配置されているかを徹底的にチェック。
それだけ?
はい、それだけですが最近は肩の痛みに悩まされることが無くなりました。
次に異変を感じたのは右手の小指。
右手の小指はソプラノのメロディを繋ぐ役割を担っていますが、その割には細くて短い。
その弱い小指に知らず知らず、過重な負担がかかっていたんですね。
これは悩みました。小指が自由に使えないと言うのはピアニストには致命的です。
演奏前に十分なストレッチをすること、
それから和音をつかむ時、小指の負担を減らすべく中指でしっかり支えることで
これも何とか改善。
そして、今。
親指の付け根に違和感があるんですけど〜(⌒-⌒; )
何とかします!
自分の練習であれ、生徒さんのレッスンであれ
楽器に触れるということは、常々、自分の身体と向きあることだなあ、と感じます。
きっと偉大なピアニストが編み出したそれぞれの練習方法も
身体との対話から生まれてきたものなんじゃないでしょうか。
無理のない身体の使いかたで、長く、年齢を重ねても演奏を続けられたら。
また身体の使いかたに悩む大人の生徒さんにも的確なアドバイスを出来ればと思っております。
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そんなわけで、大人の生徒さんもお気軽にご連絡くださいませ。
講師:山本真美
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