2013.12.20
昨晩のピアノコンサート、大成功のうちに無事終えることができました。
ご協力いただいた保護者の皆様、そして生徒たちに温かなエールを送ってくださった皆様、本当にありがとうございました。
みな、初めての舞台とは思えないほど堂々としていて、ステージを楽しんでいるようにさえ見えました。
小さなピアニストたちはお人形さんみたいに可愛く、聴衆全体のハートをわしづかみにしていました。ご家族の皆さんは、おそらくドキドキだったんでしょうけど、聴衆全体の温かな空気が私の緊張までをもほぐしてくれましたよ。子どもが持つ純真無垢な様子が場の空気を一気に変える。そんな瞬間を私自身目の当たりにし、リラックスできました。
ピアノ歴数ヶ月の中高生たちは、持ち前の集中力で、本番を見事乗り切ってくれました。コンサート直前までレッスンに励み、曲を仕上げていく彼女たち。自分が納得いくまで何度も何度も弾きこんで、良い音楽を求めて、コンサートを大いに盛り上げてくれました。
6月からピアノを習い始めた大人の生徒さんの演奏もすばらしかったです。お仕事をしながらも毎週レッスンに励み、練習を重ねました。コンサート会場に聴きに来てくれた私の友人たちがみな口々に、『ピアノ歴6ヶ月とは思えない!!』と感動していました。人を感動させる演奏ができたということですよ。ピアノを弾くことだけにいっぱいいっぱいだったら、感動は生まれなかったはず。そうではなくて、“人に聴かせる・魅せる”ということができていたのだと思います。
去年の10月にピアノ教室の看板を出し、本格的に生徒募集を始めて1年ちょっと。私自身、“生徒として”何度もステージに立っていますが、今回は“先生として”立ちました。そういう意味で、昨日のピアノコンサートは、私にとっても記念すべき第1回目のコンサートでした。
コンサート前の準備から、当日のリハーサル、裏方としての仕事まで、様々なことを経験し、またひとつ大きく成長できたと思います。
今回の経験を糧に、また日々のレッスンに励んでいきたいと気持ちを新たにしております。