2015.09.23
幼稚園年中の春
母から「今度からエレクトーン習うんだよ」
両親は自営でクリーニング店を営んでいました。
お店に飛び込み営業で楽器店の営業マンが来たようで
エレクトーンを購入したのです。
楽器を先に購入してから、先生探し。
父が外回りしていた引っ越ししてきたばかりの新婚さんがピアノと電子オルガンの先生だったので
お世話になることになりました。
先生のお宅には、アップライトピアノと素敵な電子オルガンがありました。
小さな私に、重厚なオルガンは、おっきく感じました。
最初は母も一緒に通っていた気がします。
忙しい中、よく行けたな?と今は思います。
母はピアノの音よりも電子オルガンの音が好きだったようです。
当時はピアノも敷居が高かったのかもしれませんね。
母は楽器は一切弾けないので。
私は、いつの間にか、大好きになっていましたね。
どんどん弾けることが楽しくて仕方なかったです。
でも、ちょっと変な子で、わざと間違えたりして。
簡単に弾けるのが恥ずかしかったのか?
習うんだから、間違えた方がいいのかと思ったのか?
自分でも不思議ですが・・・
新しいテキストをもらうのが、うれしくてうれしくて。
幼い頃の私は、自分でレコードをかけて歌を歌ったり、親戚の集まりでよく歌を歌っていたようです。
全然覚えていないですけど。
今は亡き祖母の話で「歌が大好きでよく歌っていたんだよ」と教えてくれました。
歌が大好き!
小学校2年生の時に、音楽の先生が担任になり、
音楽の時間は、先生によく教室の前方に呼ばれて、みんなの前で歌っていたことを覚えています。
そして、4年生で合唱部に入り、コンクールにも数多く出場しました。
NHK、CBCなど、テレビ局に何度も行けたのも、うれしかったです。
小6の時の授業参観で将来の夢を「電子オルガンの先生になりたい」と発表したようです。
大人しかった私が堂々と発表していて母はびっくりしたそうです。
続く・・・