2019.05.29
ピアノの先生を始めて、早30数年が経過しました。
大学1年生の秋、近所で習っていたピアノの先生が
ご結婚されることとなり、
その先生の電子オルガンの生徒さんをお願いされ、
お引き受けしたことが始まりでした。
大学受験のため高3秋から、
電子オルガンもピアノレッスンも
お休みしていました。
電子オルガンは、演奏グレードは
すでに講師レベルを取得し、
あとは指導グレードを18歳から取得する予定でした。
またカワイの講師になるために、
高1からピアノレッスンを始めていました。
女子大入学後は、大学生活を謳歌していました。
そんな時にいただいたレッスンのお話。
自分のレッスンも復活。
最初は手探りでのレッスンでした。
発表会もカワイの営業マンさん主催の
合同発表会に参加させていただきました。
ひよっこ先生のスタートでした。
文学部の学生としての勉強やバイトをしながら
講師になるためにカワイのインストラクター講座に
通って指導グレードを取得しました。
大学生の間に、電子オルガンの演奏グレード、
指導グレード、ピアノの演奏グレード、指導グレードを取得いたしました。
学生の間、レッスンは実家と出張レッスン、
出産の先生の代理レッスンなど。
また他にも家庭教師やデパートやマクドナルドの店員さんなども掛け持ちしてバイトしていました。
忙しいながらも、多くの勉強やさまざまな経験もして、充実した学生生活でした。
そして、大学卒業後はカワイ音楽教室にて、
講師としてスタートいたしました。
結婚のため、1年間の勤務でした。
若い時は、試行錯誤を繰り返しながら、
たくさんの教材も使ってきました。
今ほど情報がなく、先生たちの繋がりも少なく、
色々な葛藤をしながらレッスンしていました。
その後は、自宅と実家にてレッスン。
また妊娠、出産後は、子育てをしながらのレッスン。
葛藤の連続でした。
過去の多くの経験が積み重なって
今の私を作り上げています。
若い時の気持ちを忘れてはいけないですね。
若い時の自分を思い出すことで今の自分を励ますことができます。
女性としての結婚や妊娠、出産、子育て、親の介護などをしながらのレッスン。
その時々で、精一杯考えながら。
すべての経験が人生を彩ります。
50代になり、時間の大切さを感じています。
19歳から現在までレッスンを続けられたのは、家族を始め、周りの人々の理解や協力があってこそ。
感謝の気持ちを忘れずにいたいです。
これからは、健康第一に考え、家庭生活も大切にし、
レッスンに励みたいと思います。
令和も明るく元気に過ごしていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。