2018.08.05
先日、名古屋の伏見にある「ヤマハグランドピアノサロン名古屋」で行われた「馬場マサヨ」先生のセミナーに行ってきました。
馬場先生は、ピアノが長く続けられる人は譜読みができるからとおっしゃっておられました。
では、譜読みができるようになるには、
どうしたら良いか?
小さな頃、
とにかくたくさんの簡単に
弾けるレベルの曲を弾く。
教本などを何冊も持って、数をこなす。
もちろん、音楽的に弾くこと。
また、1曲のできない箇所にいつまでも、こだわりすぎないで、一度注意して直せたら、
その場で丸をつけて、先に進む。
たくさんの音を見ることが大事。
難しい曲を何ヶ月もかけるよりも、
簡単な曲を数多く弾く。
新しい曲は、まず先生が演奏し、
イメージを膨らませる。
子どもは、好きな曲を弾かせる。
勉強になるからと、つまらない曲を弾かせても、
練習を嫌がり、退会してしまう。
まず、音楽ありき。
そして、譜読みへ。
たくさんの教本や曲集が紹介されていました。
同レベルの曲集を複数持ちさせる。
何より、子どもたちが楽しめる曲を弾かせる。
また、先生との連弾もおすすめされていました。
私も、毎週2、3曲宿題を出しています。
譜読みは「ゴーフィンガーズ」「五指のテクニック」を使っています。
こちらは、生徒さんに結果が出ていますから、嫌がる生徒さんにも、「サッカーのリフティングや野球の素振り、漢字の練習みたいなもの。トレーニングだから頑張って。」と励ましています。
ミュージックキーも冊数が多いので、
最初から何冊も持っていただいています。
ピアノに限らず、何でも練習することで
経験値を上げることが、大切です。
時間を注ぎ込み、力となりなります。
結果を出すには、時間を要します。
楽しむには、その前に努力が必要です。
楽しいだけでは、ピアノは弾けるようになりません。
レッスンは週1回。
やはり、家での練習は大切です。
お家でよく練習している生徒さんは、進度も早く、弾けるようになり、楽しそうです。
お母様のご協力に感謝しています。
セミナーを受けることで、
自分のレッスンを振り返ったり、
気づくことがあります。
学びの時間は、とても楽しいです。
馬場マサヨ先生のシリーズはあと2回。
とても楽しみです。