2017.10.29
赤ちゃんを産めば、立場上は、母親になります。
でも、赤ちゃんが0歳なら、お母さんも0歳です。
出産や育児はマニュアル通りにはいきません。
私は、初めての出産時、たくさんの出産・育児の本を産院まで持ち込んでいきました。
今思えば、笑えますが…
1人目の赤ちゃんの成長とともに、
お母さんとしても、成長していきます。
マニュアル通りにはいかないから、
子育ては大変ですが、楽しいです。
ピアノレッスンも、子育てと同じです。
どんな指導法も、みんなに有効ではありません。
十人十色の子どもたち。
レッスンは、生ものです。
個人レッスンは、オーダーメイドレッスン。
生徒さんの年齢、性格、能力に応じて、
カスタマイズできます。
ピアノをある程度弾けるようになるには、
10年以上かかります。
子どもさんのあきらめないチカラが必要ですが、
同時にお母様方のあきらめないチカラも必要です。
以前、あるピアノの先生が息子さんが
有名大学に進学した時に
「親があきらめたら、終わりだよ。」
とおっしゃられました。
その言葉は、私の息子が高校や大学受験の際に、
ずっと頭の隅にありました。
子どもを信じて応援し続けるのは、親の仕事です。
あきらめることは、簡単で楽ですし、
逃げでもあります。
ピアノレッスンも、時に嫌になり、
練習したくなる時だってあります。
そんな時には、励まし、見守ってあげて欲しいです。
親として、どこまで待てるか。
ピアノレッスンに限らず、
学校の勉強もスポーツもすべてにおいて、
親は子どもの最強のサポーターでありたいですね。
「信じて励まし見守る」
そうすることで、親自身も信じる力や
忍耐力が身についています。
子育ては、親育てです。
赤ちゃん時代は親も新人さん🔰です。
子どもと一緒に親として育っていくのです。
ピアノレッスンは、長いお付き合いとなりますので、
生徒さんやお母様の伴走者として、
サポートさせていただきたいと思います。