2017.02.02
子育てには正解はありません。
心配だから、ついつい口出ししてしまいますよね。
心配なのは、親自身が心配だから。
「失敗したら、私のせいに思われる。」
「ちゃんと子育てしていないと思われる。」
「失敗した時に、どうしたらよいかわからない自分自身が心配。」
だから、転ばぬ先の杖を出しちゃう。
口出しして、失敗しないように先回りしてしまう。
子どもは、失敗から学びます。
失敗を怖がっていたから、チャレンジもしなくなります。
自分のできることだけやる。
それでは、成長はありません。
チャレンジは、怖いです。
でも、チャレンジから、失敗するかもしれないけど、大きな学びと成長ができます。
もちろん、親は子どもを安全に守らなくてはなりませんが、過保護すぎては、危険なことにも気づかずに大人になってしまいます。
子育ての最終目標は、自立です。
親からの巣立ちです。
親は、まず、自分自身を信じる。
そうすれば、子どもを信じることができます。
自分で自分を認める。
子どもを認める。
ほめて育てると言われますが、褒めると言うのは、認めることです。
信じるには、待つことも必要です。
結果をすぐに求めては、将来の可能性を潰します。
いつか子どもは親を追い越していきます。
寂しいけれど、子どもの成長、自立は、うれしいものです。
ピアノレッスンでも、待つことが大切です。
もちろん、小さなうちは、声かけして練習をしていただけると良いです。
子どもの成長とともに、見守るスタンスに変えていくと良いですね。
成長していく生徒さんとともに、親として成長なさっていく親御さんたちを微力ながら、サポートさせていただけたらいいなと思っています。