2013.07.16
私がピアノを始めたのは、幼稚園(6歳)のときです。
実は、はじめはピアノではなく、オルガンのグループレッスンを希望していました。
その理由はというと・・・
グループレッスンの子たちが持っているバックやカスタネット(入会するともらえる)がほしかったからでした(笑)
でも、途中からではグループが組めないということで、ピアノ(個人レッスン)に回されることになったのです。そのとき、私が心配していたことといえば、もちろんバックのことでした。
しかし、レッスン初日に私が受け取ったバックは、紺と白の地味なバックでした。私のテンションが下がり、レッスンはスタート。
しかし、先生に言われる通り、ドレミの3音を弾いてみると・・・
そのピアノの音の美しさに、バックのことはすっかり忘れ、夢中になっていました!
このときの体験(ピアノの音)は、今ドレミの音をどんなに上手に弾いても得ることができません。また、不思議なことに幼稚園の記憶があまり残ってない中で、この記憶だけは鮮明に覚えています。
そう考えると、”はじめて”の記憶というのは、とても大切なんだなと実感します。
だから、”はじめてのピアノレッスン”が、すてきな思い出になるよう大切にレッスンしていかなければと思っています。