2016.11.12
今回は前回お知らせしましたようにピアノについて少しお話させていただきます。
ピアノといえばグランドピアノ、アップライトピアノとありますね。ほかにも様々な形に機能がついたものがあります。
このような形で世にでるようになったのが1800年ごろになります。
それまではクラヴィコードとハープシコードした。
クラヴィコードは音量が小さくてバッハの時代には4オクターブから5オクターブの音域で、黒鍵と白鍵が今の鍵盤と色が逆になっていました。
ハープシコードはチェンバロなどが聞いたことがあると思いますね。
ハープシコードはクラヴィコードより音量は大きかったですが強弱の変化が出来なくて鍵盤を2段にしたりと色々補ってくつられていました。
バッハやヘンデル1650年代の作品はこのような楽器により作曲されています。
なのでクラヴィーアやクラヴサンは鍵盤楽器の総称でもあります。
だから職種にクラヴサン奏者やチェンバロ奏者とも書かれています。
そしてこのような楽器の長所を兼ね備えたものをつくりだした人がクリストフォリです。
これが今のピアノの形ですね。
当時は音域は4オクターブ半からでしたが、モーツァルトの時代には5オクターブ半、ベートーヴェンの時代には6オクターブ半、リストの時代には7オクターブ、そして現在は7オクターブ1/3となっていきます。
このようにピアノは進化していき私たちの知る形・機能をもち、色んな場所にも適応できるようになっていきました。
ピアノは一生の楽器でもあると私は思います。
家に置いておくだけではなく大いに皆さんの手で音を出して使ってあげてほしいものです。
小さいお子様から大人まで楽しめる楽器として音を奏でてみてくださいね。
次回はまた週末にお届けしたいと思います。