2025.12.15
有名なクリスマスソング『ママがサンタにキッスした (I Saw Mommy Kissing Santa Claus)』は、クリスマスにぴったりの愛らしい歌です。
“ママとサンタさんがヤドリギの下でキッスしちゃってるとこ、コッソリ外をのぞき見していて見ちゃった! パパに言いつけちゃお。”という、かわいい勘違い。
でも【ヤドリギ】って正直ナニ?
クリスマス=ヤドリギ…
日本人にはあんまり結びつきませんね。
ヤドリギは、クリスマスの象徴として古くからヨーロッパで飾られてきた植物です。
冬に落葉した大木に、黄色っぽい実をつけて浮かんでいる、くしゃくしゃっとしたかたまりがそれです。ヨーロッパだけでなく、日本でも広く見られます。
ヤドリギ(宿り木)という名の通り、寄生植物。ヒヨドリなどの鳥が粘り気のある実を食べて大木に糞をすると、枝に種が付着し、根を伸ばし発芽します。
冬でも常緑でその姿が神秘的なヤドリギは、神聖な力を持つとされ、古代ヨーロッパでは、不死・再生・豊穣の象徴として黄金の鎌で切り落とす儀式がとり行われていました。
そんなミラクルパワーを持つと信じられたヤドリギは、今でもクリスマスに悪魔よけとして玄関に吊るされます。そしてその下では、クリスマスにこの木の下でキスすると幸せになれる、また女性はキスを拒んではいけない、というロマンティックな言い伝えがあるのです。(現代では拒んでもいいはずです…)
クリスマスソング『ママがサンタにキッスした 』の男の子は、サンタクロースがまだ来てくれる年齢、そしてヤドリギの神秘的なパワーを身体に感じることができる、純粋で小さな男の子です。
特に、ジャクソン5の伸びのある歌声で聴くと“ママは僕が見てたこと気付いてないんだ!”という無邪気な驚きと発見がダイレクトに飛び込んできて好きです。エンディングの「ねえ!信じてよ、ボク見たんだよ、ホントだよ!」というセリフも効いてます。
念のために、日本には“ヤドリギの下でキス”の風習はありません。
ヤドリギの下で素敵な出会いを待っててもムダなようです。
はい。
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