2022.10.28
明夫「10年間のトピックス投稿から選んでお送りしておりますトピックス祭りです。コンサートの衣装は案外いろんなパターンがあるとですなぁ。」
HEART「男性はネクタイの有無、シャツだけかジャケットを着るか、そのジャケットも立襟か普通の襟かでも印象が全然違いますね。」
明夫「僕は汗っかきだけん首ば開けたシャツが良かかな?」
HEART「少年時代のキーシンの、ひものリボンを結んだ白シャツ姿はとても印象に残っています。」
【長さが気になる】2017/07/11
ごめんなさい。音符の長さではなく、男性ピアニストのズボンの丈のことです。
一番気になるのはアンドラーシュ・シフ。立っている時はそれほどでもないのに座るとぐっと短くなり、細い足首が見えます。彼はインタビューでは、一言一言に「はあはあ」となんだか息が苦しそうなのに、なんとアンコールでバッハのフランス組曲第5番を丸ごと弾いてしまいます。
ルドルフ・ブッフビンダーのズボンも短く、足が細いです。アルフレード・ブレンデルのズボンもかなり短く、やはり足首はもちろん細いです。しかし彼に関してはあの“下あご芸”(?) の方に目が行くのでズボン丈を見ている人は少ないと思いますが…。お二人とも素晴らしいベートーヴェンを弾かれます。
ユッセン兄弟はちょうどいい丈の時と短めの時とあるようです。短いときは上半身も装飾的なジャケットで、ズボンとマッチしているので気になりません。二人とももちろんお揃いのデザインとズボン丈です。アレクサンドル・タローは以外と普通丈ですが、ズボンは今風にぴちっとしています。贅肉がほとんどない身体を光沢のある細身のスーツでシックにきめているので実年より若く見えます。スカルラッティの曲とスリムな彼が絶妙にマッチして感じます。
イケメンのイタリア人アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリは以外とかなり短く、ロシア人グレゴリー・ソコロフも若干短めです。ソコロフは衣装全体がぶかぶか、同じくロシアのゲンリヒ・ネイガウスもだぼだぼしています。ラザール・ベルマンはちょうど丈、グレン・グールドも平均値、ニコライ・ルガンスキーなんかは隙のないぴったり丈です。
女性はロングドレスを着ることが多いですが、裾がペダルと靴の間に挟まったり、うまく座らないと背中のあたりの布がつっぱったりします。ユリアンナ・アヴデーエワやエレーヌ・グリモーはパンツスタイルで演奏したりしますが、ズボンはそんなことを気にしないで済むかもしれません。
*邪念ばかりの私から念のため一言。ご登場いただいたピアニストの皆様、演奏が超一流なのは言うまでもありません!「この曲って本当はこんなに素晴らしかったんだ…。」と納得させる高い音楽性をお持ちの方々ばかりです。 まさに音符の長さは絶妙。あしからず…
熊本市東区健軍
HEART PIANO ハートピアノ教室