2016.06.11
バッハと一緒にショパンも系統的にコンクール審査員をなさっている先生方のレクチャーを受けています。
ここで、少しずつ、雑学もふくめ、紹介しようと思っています。
今回はショパンのプレリュードです。
一般の人には、「雨だれ」の曲が最も有名ですが、これは、プレリュードの15番目の曲です。
全ての調24調を1曲ずつ、24曲から出来ています。
ショパンはやはり、バッハを尊敬していて、好んでバッハの平均律を弾いていたそうです。
ソロリサイタルでも、プレリュード全曲をプログラムにする人がいます。
私も何人か聴いた事がありますが、一曲一曲が変化に富み、ピアノの良さを活かした作品です。
生徒の皆さんにも紹介できる比較的難易度の高くない短い曲もありますが、内容は深いです。
タチアナ.シェバノワ先生の演奏と解説で感じた事ですが、今までに無い発見が多く、楽譜を見ながら、納得。でした。
ショパンは短い人生の中で、これほどの価値ある作品を残し、このような使命を持って生まれ、使命をまっとうしたのかな?
と思いました。
作品に失礼の無いような演奏を目指したいですね。