2022.09.11
今年も夏にコンサートホールでの発表会を無事終えることが出来ました。
10年も続けて下さっているシニアの方も、弾けないかもしれません!と弱気になりながらも素敵な演奏を聴かせて下さいました。
塾や勉強が忙しくて、あまり練習できない子供達も頑張って、立派に演奏してくれました。
大人の側は、間に合わないー!と練習の進行具合にハラハラドキドキ、ずっとあと何回しかないですよー!と声を掛け続ける日々でしたが、
ちゃっかり? しっかり? それなりに子供達は土壇場になると練習をするようで、若さのエネルギーと、柔らかい脳に羨ましくも思います。
出来の悪かった自分の子供時代が基準なので、子供達がどの子も皆、自分の子供時代とは違って遙かに、上達が早く、難しい曲が弾けることに感心します。
その代わり、ほとんどの子供さんが受験や部活でピアノをやめてしまうので、その先の成長が見られなくて残念です。
僅かな期間に、スキップしながらそれなりの曲まで辿りつかせてあげるしかないので、いつもコンサートの曲は皆、思いっきり背伸びした曲になりますが、ハイテク時代の子供達はそれも普通に受け止めてくれるのでした。
コンサートホールのピアノが新調されていて、
前のピアノもそうでしたが、更に素敵なスタンウェイの響きに、聴きに来られた御家族の方々も癒されて良いコンサートとなりました。