2017.05.26
先日、東京六本木にある、国立新美術館にミュシャ展を観に行ってきました。
チェコに旅行した際、ミュージアムに行って色んな作品をみて更に好きになった画家です。
フランス、アール・ヌーヴォーの華やかな作品が多い画家ですが、今回日本に来た、チェコ国外初出展の「スラブ叙事詩」は全くの別格で、違う画家の作品と思うくらいでした。
まず、作品が6m×8mなどダイナミックなものばかり!
ミュシャの出身地チェコ(スラヴ地方)は、昔からヨーロッパの中でも侵略を幾度も受け虐げられてきた悲しい歴史があります。
「スラブ叙事詩」からは平和への祈りや、故郷への思いを強く感じました。
同じ時期に活躍したチェコの作曲家、ドヴォルザークからも影響を多く受けているそうです。
「スラヴ舞曲」はピアノ連弾でよく弾いてきましたが、大好きな曲がたくさんあります!
民族的なフレーズ、独特なリズムと躍動感が演奏していてすごく楽しい曲です。
もうすぐミュシャ展が終わってしまいます…。また絵画鑑賞でも色んな異国の世界を感じたいです。