2013.07.04
今年はカワイ表参道のセミナーにて久元祐子先生のお話をお聴きしてからというもの、すっかりファンになりました。
先週は母校で 楽器学資料館 ピアノプロジェクト レクチャーコンサート『歴史的ピアノが奏でる名曲の調べ』
久元先生の演奏・お話でお聴きすることができ、夕べの音楽を楽しんできました。
資料館には、およそ50点の歴史的ピアノを含む92台の鍵盤楽器が所蔵されているそうです。
先日は学内での公演でもあり、通常ではなかなか実現されないという5台の楽器がステージに揃えられた素晴らしいコンサート。
ピアノの発達とピアノ音楽の歴史…。
チェンバロや当時のピアノによる優しい音色に浸りながら、素敵なレクチャーで贅沢な時間を過ごさせていただき、学生に戻ったような気分でした。
5台のうち プログラム最後に演奏されたショパン(リスト編曲)「私のいとしい人」、シューマン(リスト編曲)「献呈」は、「購入時の資料によるとメンデルスゾーンの娘マリーが所有していたピアノとされている」と解説の備考に記されていて、グランドピアノ:エラール製作1850年頃 とても興味深かったです。
楽器学資料館では見学や色々な利用もできるそうです。夏休みに試奏楽器に触れてみるのも楽しいですね。
写真は講堂ホール前にある カリヨン。
17:30~♫ 美しい響きが聴けて うれしい瞬間でした(*^^*)