2021.06.18
大人からピアノを始められた方にお勧めしているテキストが和音(伴奏)付けソルフェージュです。
テキストが多いからと辞退されている方もおいでですが、左手の和音の型は、そんなに多くなくⅠ・Ⅱ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅴ7・Ⅵです。セブンスと呼ばれる属7の和音は、次に主和音戻る性質上、よく出てくる型で普段から弾き慣れていればすぐに左手がその終止パターンの和音の形でおさえられるようになります。
それぞれ基本形・第1転回型・第2転回型とあるのですが、これを♯♭4つまで扱えればいろいろな曲の和音取りに手がはまってきます。
お子様は全員、旋律ソルフェージュから始めて
6歳くらいからこの伴奏付けソルフェージュに入ります。楽譜が分散和音になっていても素早くそれをキャッチし手が和音の形になっています。
この数分の訓練は(あまり練習しなくても)ピアノ曲の譜読みが早く出来るようになる一つの方法だと思います。
聞き覚えのあるメロディ-に簡単な伴奏をつけられたら楽しいですし・・・遊べます。