2017.10.14
11月の発表会まであと1か月くらいになりました。
教室には大型モニターがあります。会社の会議などで使うものです。
これで、ユーチューブの映像を見ます。
パソコンの画面で見るのと違って指や演奏する姿の細部がよく見えます。
お子さんたちにそれぞれ発表会で演奏する曲の画像を少なくても2つ見てもらいます。
そして、その演奏の良いところ、問題点を話します。
画像は低学年のお子さんであったり、コンクールの入賞者であったりいろいろです。
一方、大人のお弟子さんたちにも見ていただいています。
ご自宅でご覧になっている話は聞きますが、
一緒に見ることで、
その演奏のどういうところがよくて、
どういうところが問題点か、話し合います。
一つでも多くの箇所を課題として練習するには、充分時間があります。
演奏を参考にして、これからの40日に取り入れるべく箇所を的確に
持っていただくというのが目的です。
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余談ですが、
私は若い頃から、演奏会のプログラムなどにライブ感覚で批評を書く練習を
してきました。会場がそこそこ暗いので文字は大変読みづらいですが、自分で
書いたものは判読できます。
友人とコンサートに行けば、終了後に食事をしながら、その日の演奏について
細かく意見を交わします。
時には、演奏者そのものではなく、会場の音場・音のまわり、使用した楽器の状態など
も記録していました。
今はブログなどで、演奏会のご意見などを公開されている方も多く、頼もしく感じます。
こうして耳を鍛えていくというのも大事な教師の仕事のような気がしていました。
時々当時のプログラムを開いて、書かれている内容を見て、演奏会を思い出すことが
あります。写真を見て旅先の思い出にひたるのと似ています。