2016.12.02
最近読んだ児童教育者のお話です。(以下)
音楽経験は、子どものいろいろな能力の発達に影響を与えることが
わかっています。
とくに、注目されるのが、言語能力や社会性です。
カナダなどで行われた調査では、音楽を習っている子どもは、
音に対する感受性が鋭くなり、文字や言葉を読む能力、
RとLの発音の違いのような外国語を含めた音を聞き分ける能力が、
音楽を習っていない子どもに比べて発達している傾向があるとされています。
また、家庭でのピアノの練習量が多い子どもほど、読み書きの能力が
高いという研究データもあります。
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子供の頃からピアノを続けている大人のお弟子さんたちの職業に
わりと多いのが英語の先生です。
このカナダの調査を聞いてなるほど。と納得しました。
ヨーロッパ言語のイタリア語・フランス語ドイツ語などのRは巻き舌で
発音してLは巻かないので聞き取るのが簡単ですが、英語のRは
巻き舌にしないので聞き取りが難しいかもしれません。
私は、むしろセンテンス全体のリズム感というか流れをつかむ能力と
大切な言葉はアクセントをつけますから、それを聞き取ったり
発音
したりすることで英語(外国語)が話せるようになると思っています
ピアノの生徒さんでくもんの英語教室に最近入会された方の話を伺いました。
学校での英語は好きではなかったが、くもんのしゃべるペン(教材)を
何回もきいていると楽しくなるというのです。
実際聞かせてもらうと、高めの声で楽しそうな声が録音されています。
高い声は聞き取りやすいですね。
こんなきっかけで英語(語学)が好きになってくれたらいいですね。