2016.11.26
2017年2月からチェンバロ教室を開設します。
通常のピアノレッスンをされている方にも
バッハやヘンデルなど譜読みを終えられましたらチェンバロでの仕上げをしていただこうと
思っています。
もちろん追加料金なしです。
私のチェンバロはフレミッシュの2段鍵盤です。
久保田チェンバロ工房様に1999年に作っていただきました。
J S バッハのイタリアンコンチェルトのfとp は強弱記号ではなく上の鍵盤と下の鍵盤の指定です。
瞬時に上の鍵盤で左手を演奏するのは思った以上に難しいことを体験していただきます。
もっと興味のある方は、バッハ以前の作品
フランス・ロココ時代の作品や
イギリス・バージナル、スペインやイタリア(D スカルラッティ)
とどんどん
世界を広げていけます。
私は、ラモーが大好きです。
ピアノで弾いても感じることができないフランスロココの香りがチェンバロで弾くと漂うのはなんとも表現できない喜びです。
バロックアルバム1・2巻(春秋社)の小品も全く違う印象を持って演奏できます。
チェンバロを作っていただいたときに 響板に
絵を描いていただきました。
通常は、響板だけではなく大屋根の内側(チェンバロはふたを開けて演奏します)に風景画や・ラテン語の文字が描かれています。
ロセッティの絵 が好きで1990年代にロンドンに
しばしば出かけました。
ウィリアム・モリスの奥様ジェーンを描いた絵を
顔の部分を猫にしていただきました。
久保田氏は美大卒です。
あとは、オランダのチューリップ。特にパロット
と呼ばれているおおぶりの花ビラにしぼり模様がはいっているもの。
なぜか、久保田氏の家の猫(にゃごみちゃん)
たち猫並びの絵も描いてありました。
練習に疲れたらこの猫たちを眺めます。