2016.09.23
2017年の1月の研究会の第2テーマが決まりました。
日本で一般的なソナチネアルバムⅠ・Ⅱ巻に掲載されていない作品を探して演奏してみよう。というものです。
おおよそソナチネのスタイルが音楽史にあらわれたのは、エマニュエル・バッハあたりからですが、それからの200年の間の作品を探します。
以下のように分類し、時代ごとに演奏されるようにします。
Ⅰ 古典派のソナチネ
(この時代はおなじみの作品群)
Ⅱロマン派のソナチネ
→シューマンなどエントリー済
Ⅲロマン派様式の練習曲としてのソナチネ
→キルヒナーなど
Ⅳ19世紀以降のソナチネ
→レーガーなど
Ⅴ演奏会用としてのソナチネ
→ラヴェル・プロコフィエフなどエントリー済
Ⅵ20世紀のソナチネ
→サティなど
みんなで考え、探し、演奏を聴くなんて楽しい
企画だと思います。
門下に音大生がいるので、ちょっと手に入りにくいものは図書館から借りてくるということもできます。
日本では、全音の編集が一般的でソナタアルバムの前段階としてピアノのおけいこに取り入れられていて、〔ソナチネアルバム〕といえば、あぁ、あれね。とひとくくりにして理解しているような気がします。
ヨーロッパのソナチネアルバムを探すとそこに編集されてないる曲はなかなか日本ではお目にかかれないものです。
私はポーランドのもの。ドイツのものを持っています。この本からもエントリーしていただきます。