2022.12.28
こんにちは!
リーヴェロ音楽教室です🎼
今月はクラシック音楽の歴史の中で
最もポピュラーな音楽家のひとり、
そしてドイツの三大Bと呼ばれる作曲家の一人、
ベートーヴェン
音楽史の時代では【古典派】と言われていますが
次に繋がるロマン派への橋渡しをしました
学校の音楽の教室に
ずらりと貼ってある肖像画でも
印象的な表情で
顔を知ってる人も多いのでは🎓
👤ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
(1770年12月16日頃 〜1827年3月26 日没)
出身国:🇩🇪ドイツ
時代⏳:古典派
それまでの音楽家は王様や宮廷、教会などに
雇われて宮廷音楽家として働いていましたが
ベートーヴェンは、貴族などの援助を受けながらも
独立した音楽家、いわゆるフリーランスとして
活躍しました。
そして作曲はもちろんのこと
素晴らしいピアニストでもあります🎹
交響曲「運命」や「田園」、
ピアノ曲「エリーゼのために」などなど
誰もが一度は触れたことのある作品を数多く
残し、その後の多くの音楽家たちに
沢山の影響を与えています☺️
その中でも、オーケストラに加え合唱も付く
大規模な編成の交響曲第9番こと「第九」は
ちょうど今の季節、クリスマスから年末にかけて
頻繁に演奏される曲として親しまれています🎻🎄
合唱が出てくる「歓喜の歌」は
みんなが聞いたことのある
馴染みのあるメロディーです🎵
ベートーヴェンは途中から耳が聴こえなくなりがらも
作曲を続けていましたが、この第九は
ほとんど聴こえない状態で書かれています
この第九が日本で初めて演奏されたのは
大正7(1918)年、ホールなどの会場ではなく
ドイツ兵の捕虜収容所!!
(その時は楽器や編成などは不完全な状態でしたが
全曲演奏されたそうです🗒)
その後、演奏される機会は何度かありましたが
1947年(昭和22年)に、日本交響楽団
(現在のNHK交響楽団)が、12月に3日連続の「第九コンサート」を
行って大成功!!絶賛され、この時期に「第九」を
演奏する習慣へと受け継がれています💫
演奏会で第九のプログラムが
増えてくると年の瀬を感じますね🎍
演奏時間がとても長いのですが
ぜひ一度はコンサートホールで
体感して頂きたい作品です🎶