2022.06.22
こんにちは!
リーヴェロ音楽教室です🎶
4月から毎月1人の作曲家や作品、
演奏家などを取り上げて紹介しています
第3回目は
前回取り上げたブラームスとも親交の深く
同じくドイツ・ロマン派を代表する
偉大な作曲家、ロベルト・シューマンの
代表曲から【子供の情景】
👤ロベルト・シューマン
(1810年6月8日生まれ〜1856年7月29日没)→ショパンと同い年👨
出身国:ドイツ🇩🇪 時代:ロマン派⏳
職業:作曲家、指揮者、音楽評論家
シューマンは沢山のピアノ曲、
歌曲や室内楽を
中心に作曲をしていますが
ピアノ曲は、3曲のソナタ以外の
ほとんどは"文学的標題つきの連作"の形
をとっています。
(音楽をとおして物語を語る作品)
「子供の情景」は13曲からなる小品集。
こちらもそれぞれにタイトルがついています。
第1曲 見知らぬ国と人々について (Von fremden Ländern und Menschen)
第2曲 不思議なお話 (Kuriose Geschichte)
第3曲 鬼ごっこ (Hasche-Mann)
第4曲 おねだり (Bittendes Kind)
第5曲 十分に幸せ (Glückes genug)
第6曲 重大な出来事 (Wichtige Begebenheit)
第7曲 トロイメライ(夢) (Träumerei)
第8曲 暖炉のそばで (Am Kamin)
第9曲 木馬の騎士 (Ritter vom Steckenpferd)
第10曲 むきになって (Fast zu ernst)
第11曲 怖がらせ (Fürchtenmachen)
第12曲 眠りに入る子供 (Kind im Einschlummern)
第13曲 詩人は語る (Der Dichter spricht)
いろんなイメージが湧くタイトルですね☝️
この中でもトロイメライはとても有名で
映画などでも使われたり、
演奏される機会の多い曲です。
子供の情景というタイトルから
子供が弾くための作品とも
思われがちですが
「子供の心を描いた、大人のための作品」
とのこと🗒
(子供のためのアルバム、子供のための3つのピアノソナタ、と、子供のための曲は
別に創っています✏️)
ひとつひとつの曲が抒情的で
とても美しく、宝石箱のような曲たち💎
巨匠と言われるピアニストたちにも
愛され、レパートリーに入れて
演奏される作品です。
ぜひいろんなピアニストが弾く
【子供の情景】を聴いてみてくださいね🎹