リーヴェロ音楽教室

夏の湿気から
ようやく解放され
湿度も低くなってきた
今日この頃。

夏前にも、ピアノの調整を
してもらいましたが
年末のグループレッスン
演奏録画に向けて
改めて、調律をお願いしました。

調律は
音の高さ調整はもちろんですが
鍵盤の重さ、音色、音の質感
音の粒の揃いなど
様々な調整をしていきます。

画像の一部にありますが
鍵盤に重りを置いているのは
何グラムの負荷がかかると
鍵盤が降りるかを
見ています。

ハンマーの接近や
戻り具合を見て
ピアノのタッチに最適な
状態へ調整しています。

鍵盤の戻りや
音色のばらつきは
演奏にも影響します。

私達の感じる力
音を聴きながら
仕上げていく作業にも‥。

今回、音色に関しても
前回より明るく華やかにと
お願いして
質感もばらつきを
揃えてもらいました。

調律は音の高さを
あわすことですが
気になることや希望を
お話すれば、
その様に整えてくれます。

調律自体は、最低限のことで
こちらがお話をしなくても
全体のバランスを見て
調整を施して下さいます。

弾く人はもちろん
一台、一台のピアノにも
特徴があり
それを活かしてあげることも
調律師さんの大事な
お仕事だそうです。

そして、そして‥

数時間後には
音色、全体のバランス
鍵盤の重さなども
整い、雰囲気ががらりと
変わりました！

まるで、魔法の様です😆

この時の音色‥
鍵盤の感触は
ほんとうに素敵で
いつまでも弾き続けて
いたくなります。

生徒さんにも
いい状態で、音色を楽しんで
もらいたいので
年に、1、２回ですが
調律師さんとの時間は
大変貴重です。

皆さんのお家のピアノも
ぜひ定期メンテナンスで
蘇らせてあげてくださいね。
練習も楽しくなるんじゃない
かなあと思います。

気持ちのよいピアノで
年末の演奏録画に向けて
がんばりましょう！