2014.12.14
ピアノを弾くのに、足はとても大切です。
最近感じるのが
重心をちゃんとかけてまっすぐに座るという事が今の子には
どうも苦手なような気がします。
足が床に届くまでは、足台を使います。
特にペダルを使う曲では、
この足台が、どんどんずれていくのです。
どの子もどの子も。
どうしてそんなにまでずれるのか?
足台そのものに、問題があるのか?
私自身が座って、ペダルつき足台を使ってみました。
どういう風に座っているのか、どういう風に足を置いているのか、自分自身を観察してみました。
どんなに弾いても、どんなにペダルを使っても
この足台が動くことはありませんでした。
ペダルを使わない左足に問題がありそうです。
左足はやや後方で床にしっかりとつけています。
左足を床にしっかりつけているからこそ、右足が自由にペダルを踏める。
左足がしっかりついてないから
右足だけの重心で不自由そうに踏む。体までついて来るといった事になっている。
ペダルを踏む右足だけに気を取られていましたが、問題は左足だったのではなかろうかと思います。
ピアノを弾くのは手だけではないんです。
体全体がとっても大切です。
右へ左への重心移動も
足をちゃんとついてないとできません。
さあ明日から
見直しです。