2014.05.27
ピアノを弾くっていうことは
音を聴くということが大切です。
集中しなくても勝手に聞こえてくるのが「聞く」。
聞こうとして聞こえてくるのが、「聴く」ですね。
子供たちに
「聴いて、聴いて」といってもなかなか、わからない。
そこで「聴く」体験をします。
ピアノで音をぽ~~んと鳴らします。
「この音が、いつまで聞こえるか聴いてみよ~~」と言って
耳を澄まして聴きます。
耳を澄ませば、音が消えるまでちゃんと聞くことができるんですよ。
耳を澄ませば、いろんな音が聞こえてきます。
鳥の鳴き声だったり
車の音だったり
飛行機の音だったり
こうやって耳を澄まして聴くという体験をさせ
ピアノを弾く時はいつも
最後の一音まで
自分の出した音を聴くということにつなげています。