2014.03.04
アンサンブルとは
他の人と音楽を一緒に奏でる事です。
他の人と合わせる経験がないと
合わせるとか聴くという意味が判らないのが、ほとんどの人です。
なかでも最も聴きやすく、かつ
聴くということがしやすいのが
掛け合いです。
掛け合いとは
自分が
「いい天気ですね~~」と言えば
相手が
「そうですね~」と答える。
そういうことです。
なかでも
自分が奏でたフレーズとまったく同じフレーズを
追いかけて演奏する、
森のくまさん。
「♪あるう~ひ ♪あるう~ひ」
これならば相手の演奏が聴きやすく
また、自分の演奏に入るタイミングもわかりやすいですね。
こういう曲から
相手の演奏を聴く体験をしていくと
今まで全く相手の音が聴けなかったのが
「な~~る程、相手はそういう動きをしていたのか」
とわかるようになってきます。
ですから
アンサンブルの楽譜は
自分だけのパートが書いてある楽譜ではなく
相手のパートも書いてある楽譜が、好ましいのです。
別々のページに書いてあるのではなく
縦ラインに同時に書いてあるものです。
二人分、三人分の楽譜が書いてあるのですから、枚数は多くなりますが
わざわざ自分のパートだけを切り取ったりしないでくださいね。
楽譜を見ると
「相手はここでこう動くのか」とか
「自分は、相手のこの音を聞いて入ればいいんだな」とか
読み取れてきます。
アンサンブルは楽しいですよ。
音楽の楽しさが何倍にもなります。