2014.03.02
ついこの前お正月を迎えたと思ったのに
もう、3月ですね。
3月に入ると
春の気配を感じます。
心がうきうきとしてきます。
私は冬はとっても苦手なので特にそう思うんでしょうね。
先日の1年生Aのちゃんレッスンで
「夕暮れのすべりだ」と言う曲をレッスンしていました。
長調ではあるんですが、夕方を表わしているちょっぴりさびしさが感じられる曲です。
これをとっても元気にウキウキとAちゃんは弾きました。
そこで質問しました
「ねえ朝と夕方はどちらがすき?」
すると
「夕方!」
と言う答えが帰ってきました。
特に夜は好きなんだそうです。
なるほど、それでか!
どうりで、ウキウキ弾くはずだ!!
と納得でした。
こんな場合
夜は静か、夕方はさびしい
と感じるのは、大人であって
それを押し付けたり、決めたりはしたくないのです。
その子の現時点での、感性で弾いていいと思っています。
でも
「先生は夕方はきらいだから、こう弾いてみるね」
と、違った弾き方を、聴かせることもします。
こうやって音楽は
答えは一つではないということを、小さな時から学ばせます。
冒頭の話に戻りますが
春よりも冬のほうが好きな人もいるはず。
すると私のような
ワクワク感とはまた違った、感覚でしょうね。