2014.02.19
ピアノを弾いたことがない人に
どうして右手と左手で違うことができるの?
って言われることが有ります。
どうしてなのか
それが当たり前になっているので
考えたこともありませんが
そうかもしれませんね。
ピアノを弾くということは
右手と左手は違うことをします。
音も違うしリズムも違う。
そして目は
今出している音よりも先を見ています。
でも耳は今出している音を聞いています。
音を出した瞬間
指は次の音を出す準備をしています。
これにペダルも加わると
足も違った動きをしています。
こうやって
ピアノを弾くって言うことは
手
耳
目
足
脳
がすべて違うことをしているんですね。
しかも瞬時に。
脳科学者が
子どもの習い事は、ピアノだけでいいと言い切ったのも、納得がいくと思います。
手足耳目
これに後必要不可欠なのが
心です。
どう弾きたいのか
どう表現したいのか
大人の押しつけ
大人の思い込みではない
そんな指導を心がけています。