2013.09.11
私の発表会では、ご家族で一緒に連弾してもらうコーナーがあります。
(勿論このコーナーは自由参加です。)
このコーナーに
ある時
ピアノを習っていない弟君が一緒に出てくれました。
発表会前に1,2度聞かせてもらうのですが、その時に
「もう少し小さな音で弾こうか」
と言う私のアドバイスに
「どうやったら、小さくなるの?」と言う質問。
この質問
大変いい質問だなあ~~と思いました。
すごく素直な質問ですよね。
この質問に
なるほどそうだよねえ~~
わからないよね~~と
深く感心しました。
ピアノの音の強弱は
物理的に言えば
鍵盤を押すスピードです。
ゆっくり打鍵すれば、弱い音。
早く打鍵すれば、強い音。
になります。
後は鍵盤からの
距離なども関係してきます。
ピアノは
鍵盤をたたくという打楽器でもあり
弦が張ってあるので、弦楽器でもあります。
弦打楽器と言ったりしますね。
こういうことに興味をもったら
その時に、ピアノの蓋を開いて
音が出る仕組みを説明したりします。
興味を持ってない時に説明しても
馬耳東風がほとんどです。
何事も本人が興味を持った時が
一番頭に入っていきます。
そういうことを見計らうためにも
生徒との何気ない会話は大切にしています。