2013.04.13
ギロックのアクセントオン1をやっている中学生。
今日は最後から2番目の嬰へ長調の「黒鍵のエチュード」のレッスンでした。
「これ発表会で弾きたい!」
と口からでるほど
本当に魅力的で美しい曲です。
ギロックは、この曲に限らず、どの曲もおしゃれで、素敵な響きです。
このテキストは全調の勉強が目的で
調号(♯や♭)を自分で書き込んで行きます。
この曲は♯が6つ。
ト音記号にもヘ音記号にも、とにかく曲の最後まで、シャープを自分で書かなくてはいけないので
この作業だけでも大変なのですが
それもお勉強です。
そして今日はさらに発展。
「わざと、♯するのを忘れて、弾いてみて~~」
と言う私の要求で
恐る恐る弾き始めた生徒ちゃん。
「なんだ簡単やね、ヘ長調になっただけやん」
「でもなんだか、面白くない、さっきと響きがぜんぜんちがう」
そうなんです。
魅力が、半減です。
やっぱりこの曲はシャープが6つの嬰へ長調だから、素敵なんですね。