2012.07.13
急がば回れです。
目先の成長だけにこだわっていては、いけません。
長い目で、本当の力をつけることが
教育です。
子育ても同じ、
ピアノの教育も同じ。
レッスンの日の為に、先生の為に、B子ちゃんより先へ進むために・・・・
が目的で、お母様が横に付きっ切りで、教えこんだとしたら
先ほどの目標は達成できるでしょう。
しかし、短期間で
力尽きてしまいます。
テキストも進んでくると
やがてはお母様の手では、教えることが出来なくなってきます。
突然、今からあなただけでやってね!
といわれても、その力がついていないために、子供は戸惑ってしまいます。
親子共々、力尽きてしまう・・・
こうならないために
始めからできるだけ、手を加えないで欲しい。
これが私の指導方針です。
自分の力で、読んで、自分の力で弾く。
間違ってたっていいんです。
とにかく、自分の力でやることです。
そうやって行くことで本当の力がついていきます。
確かな力がついていきます。
すると、どんなにテキストが進んでも
また、どんな楽譜を見ても、
それから、学校の合唱の伴奏だって
自分で立ち向かっていけます。
手を加えないといっても
目は加えてください。
聞かせて~とか
その曲お母さん大好き~とか
その曲楽しいね~とか
葉っぱがひらひらしてるみたいねえ~とか
やっぱり練習したら、うまくなるねえ~とか
昨日より、いいねえ~とか
お母さんは、そばでいつも見ているよ~聞いているよ~
という態度、言葉を発することで子供は、安心感に浸ることが出来ます。
本当の力をつけさせるためには、
急がば回れです。