2018.12.15
私が子供のころハノンを弾くと
弾き終わるころには手が痛くなっていました。
つまりは手に力が入っていたわけですね。
でも、先生に手が痛いです。とも言えず
先生もそんな私の状態に気づいてくれるわけでもなく、ただひたすら根性で弾いていました。
気が付けばいつの間にか力は抜けて弾けるようになっていました。
私のような子をつくらないために
常に生徒の手には注意を払っています。
脱力して弾かなければ、いい音も出ません。
脱力といってもどうやったら力が抜けるのか、非常に難しいですし、永遠の課題といっても言い過ぎでないほど、難しいです。
すぐにできなくっても大丈夫。
少しずつ、少しずつ進化していけばいいのです。