2011.08.11
先月お母さんと一緒にに突然レッスンの退会のお願いに来たNちゃん。Nちゃんは、とてもピアノが良く弾けました。読譜もでき、現代曲もバッチリ自分のものにしてしまう、とても器用で将来楽しみな生徒さんでした。 まだ、6年生なのに・・彼女に限界をまったく感じていなかった私は、お母様に今の状態やNちゃんの実力、可能性やわたしの思いを出来る限りお伝えしました。Nちゃんは、そのとき涙ぐんでいました。なぜなのかしら・・・。
あれから10日ほど経ちました。Nちゃんは、やはりいつもの時間にレッスンには現れませんでした。Nちゃんに対しての思いの強かった私は、自分の力のなさに脱力感とせつなさでいっぱいになっていました。
・・・そして、昨晩のこと、Nちゃんのお母様からのメール。
「先生ご連絡遅くなりました。娘がピアノを離れてしまうのは、やはり寂しかったようです。いろいろな行事や塾などで手一杯と思い、中途半端な時期だとわかりつつも、練習できずにピアノレッスンに行く娘を見ていることに限界でした。しかし、先生のお話からもう少し様子を見てみよう、見守ってあげようと思いご連絡しました。」
「今後も娘が本気でやれるかは、疑問が残りますが、小学校教師を目指しているので、また少しづつでもつづけようかと、親子で話し合い決めました。改めて、来月からよろしくお願いします。」との内容でした。
講師にとって、本当に嬉しいお知らせでした♪熱意をご理解してくださったお母様に感謝感謝。
長い間には、どの生徒さんにもあることですね。そんな時には、いつでもご相談くだされば、おうちの方とご本人と私で考えて行けますよ♪余りレッスンを窮屈に考えなくても大丈夫です。
さて、Nちゃんは、また発表会を目指し奮闘中です。きっとステージの華になってくれると思います。