2014.08.01
写真は、先日の東京立川の花火。長男の下宿からこんなに綺麗に見えるそうです。
倉敷児童音楽コンクール本選が、昨日無事終了しました。
生徒さんの応援兼ねて、ピアノ低学年の部→中学年の部→連弾の部→バイオリンの部まで聴いてきました。
ピアノの部は課題曲ですので、それぞれの生徒さんの個性や音色がよく表れていました。
その中で印象に残った演奏がありました。
中学年のある男の子、とても自然で本当に綺麗な音色で好感の持てる演奏していました。
残念なことに途中、音を外したのが後を引き、その後何度か弾き直しをしてしまいました。本当にいい演奏してるのに「惜しいな~!」と思わず呟いてしまいました。
コンクールや演奏会は一発勝負ですから、その一瞬に照準を合わせ集中し、全てを出しきる。いくら上手でもこのようなアクシデント、珠にはあります。しかしそうならないメンタル面も大いに重要。
以前、ブーニンのリサイタルに行った際に、彼が弾き直ししたのを思い出します。これは緊張しての弾き直しとは違っているとは思いますが、瞬間芸術というものは大変です。
さて、このコンクール、ピアノの人数の多さに比べて、バイオリンは、エントリー者が数名。岡山界隈のバイオリン人口の少なさには驚きました。お手軽さと言う点では、代替え楽器のあるピアノに断然勝負あり!ですが、分数楽器があるバイオリン、小さい頃から体に合う大きさの楽器で練習できていいですよね。
ピアノ保有率日本一と言う岡山県、弦楽器の普及はまだまだのようです。
バイオリンは、少しだけ敷居の高いハイソな楽器なのでしょうか。