2012.10.19
生徒さんが様々なコンクールに出場されています。また、付随する様々なセミナーや公開レッスンなどにおいても感じることがあります。
最近のコンクール、審査内容を開示されたり、一人ひとりの講評を書いたコメント表をくださったりと、ただ単に合否を出されるだけではないコンクールが増えましたね。チャレンジする生徒さんや講師にとっては、その具体的なアドバイスがとてもありがたいのです。『コンクールに出場する意味』といってもおかしくないです。
審査、レッスンする先生によっては、とても前向きな言葉を選んでくださり、本当に生徒さんの為にありがたく思います。良いとこをも具体的にしっかり褒めてくださる一方、改善点も否定的ではなく、どのようにしたら良いか方法までを書いてくださる先生もいらっしゃいました。
そういえば、夏の草津アカデミーでの娘のフルートのセミナーの際も感じたこと。講師は、元ウイーンフェイルの主席フルート奏者であった、シュルツ氏でしたが、生徒さんに対して、決して否定的な言葉を使われませんでした。
コンクールと言えども、音楽教育の一環と考えるのなら、子供たちが前に向かって成長できるアドバイスが欲しいところです。今後もそんなコンクール、セミナーを選んで参加していただこうと思います。