2012.05.24
本日、カワイ岡山店・倉敷ショップさん主催の『北村智恵ピアノセミナー』を受講して参りました。会場は、以前発表会を開催したことのある芸文館・アイシアターでした。
教材となった、北村先生著『ピーターラビット ピアノの本1~3』(全音)の解説をセミナーの軸とし、「レッスンに対する教師の姿勢」「指導法」を具体的かつ、情熱的にご指導くださいました。
◎自分をベテラン教師と思わず、生徒さん1人ひとりにとっては、新米教師だと思い、接しなさい。
◎常に子供を愛してやまない姿勢を持つ、教育者/音楽家であること。
◎教師は、とことん音楽を追及し、生徒さんや親御さんに迎合したり、妥協したりしないこと。
◎しかし、生徒と同じ目線に立ち、その子にふさわしい時間取り、声がけをすること。、
◎生徒の出来ないことはも出来ると信じて「待つ」という姿勢を持つこと。
◎生徒が「先生を越える」ことが出来なければ、教師の価値がない。
◎生徒には、常に発問すること。
◎教師自身がレッスンを楽しんでいなければ、生徒には音楽の楽しさは伝わらない
など、印象に残ったフレーズだけでも、かなりありました。
また、口調は常に情熱的で、北村先生の『生徒さんや子供に音楽をいかに伝えるか』に生涯をささげて来られたか、というパッションを滝のごとく浴びせられました。
今まで、たくさんのセミナーを受講してきましたが、今回は、心に響くお言葉を本当にたくさんいただけました。すぐにでもレッスンに役立てることばかりです。「講師としての意識」のあり方を再確認させていただきました。