2012.05.16
昨年秋に挿し木をした、たくさんのバラが無事成長し、オレンジのかわいい花を咲かせてくれました。昨日開花したのは、お隣からいただいたパット・オースチン。
この季節は、教室の庭をたくさんの花々が彩り、本当に賑やかです。
さて本題。近年「ソルフェージュの重要性」をヒシヒシと感じています。当教室では、ピアノレッスン開始と同時に短い40分レッスン時間の中に、歌う、聴き取る、書かせるなどのソルフェージュを必ずとり入れています。
テキストも進み、ソナチネ、ソナタになると、レッスン時間が40分⇒45分に延びたところで、到底時間に余裕などありません。ハノンに始まり、4期の曲を一曲一曲丁寧にレッスンすると、45分なんてあっという間に・・・。ましてや、コンクールの曲でも入って来た時には大変です。
本当に必要な時期なのに、教えてあげられないことは、もどかしいものです。
小学校高学年以上で、演奏はばっちりなんだけど・・・という生徒さんに「音楽の礎ですから」と、ソルフェージュの大切さをお伝えしました。お家の方も理解してくださり、2人の生徒さんが、6月からグループでソルフェージュのレッスンも加えて行うことになりました。
きっと、コンクールなどの演奏にも、普段のレッスンにも活かせるようになると思いますよ。また、将来音楽の方向に進む、進まないに関らず、『歌える、聴ける、書ける、また譜面から読み取れる・・・』などの多くの能力をしっかりと身に着け、バランスよい成長をしてもらいたいな、と思います。