2013.01.19
明日、私が所属する「関西歌曲研究会」主催の「新春サロンコンサート」に、ソプラノ・ソロとして出演させて頂きます♪
◆新春・サロンコンサート ~日本のこころをうたう~
♪日時:H25年・1月20日(日) 14時開演(13時半開場)
♪場所:三木楽器開成館2Fサロン(地下鉄「本町駅」下車・徒歩5分)
♪入場料1000円(全席自由)
♪主催:関西歌曲研究会
◆演奏曲目(ソプラノ・ソロ出演)
♪早春賦 (作詞:吉丸一昌 作曲:中田章)
♪わたしと小鳥とすずと (作詞:金子みすゞ 作曲:石若雅弥)
♪浅き春に寄せて (作詞:立原道造 作曲:石若雅弥)
今回歌わせて頂く曲は、3曲とも凄く良い曲です。
1曲目の「早春賦」は、音楽の教科書にも載る程、広く知られた曲で、作曲家の「中田喜直」さんの父である「中田章」さんが作曲されました。
生前、中田喜直さんは「僕は、沢山の日本歌曲を作曲したけど、父のこの1曲で全部チャラになっちゃうんだよねぇ~」と、仰っていたとお聞きしました。何だか微笑ましいですよね(*^_^*)
2曲目の「わたしと小鳥とすずと」こちらは、国語の教科書に載る程有名な、大正時代の女流詩人「金子みすゞ」の代表作です。
「あなたはあなたでいいのです」と、みすゞさんがこの詩を通して、優しく語りかけてくれます(*^。^*)
3曲目の「浅き春に寄せて」は、わずか24歳で夭折した若き天才「立原道造」の詩。
2月の雪の中、自分の胸の思いをギュッと抱きしめて一人たたずむ情景を歌ってます。
金子みすゞも、立原道造も、わずか20代でこの世を去りました。
2、3曲目は、新進気鋭の「石若雅弥」さんが、京都市立芸術大学に在学中に作曲されましたが、大正、昭和に生きた20代の詩人の詩と、現代に生きる20代の作曲家の曲が一体となり、1つの歌曲作品になるという事は、非常に感慨深いものがありますし、又、その作品を今回歌わせて頂くという事で、歌い手として非常に嬉しく思います。
明日は、両親、友人、東大阪と母校・夕陽丘合唱団…と、総勢20名以上の方々が応援に来て下さるので、1人でも多くの方々に「あぁ、聴きに来て良かったな」と思って貰える様な、歌が歌える様に頑張ります。
お近くの方は、是非いらして下さいね♪